タイプで選ぶ賢い老人ホーム

老人ホームの選び方としては、最初に入居する施設のタイプを決定します。老人ホームというと特別養護老人ホームを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、常に混雑していて待機時間が長いのが難点です。ただし、特別養護老人ホームは料金が安く設定されているのが魅力です。また、この施設に入るためには要介護3以上の認定が必要ですので、介護の頻度が軽度な人は入所がしづらくなっています。また、別の選択肢には、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅といった施設も存在します。

利用する施設を決定する際には、費用や立地条件、運営会社の大きさや経営理念、介護サービス体制などを確かめましょう。また、あらかじめ食事内容についても確認しておくことをお勧めします。その施設にて、定期的にレクリエーションやイベントが開催されているか、サークル活動などがあるかも確認要素です。これらのイベントなどは、高齢者にとって生きがいへとつながります。さらに、最終的に自宅に復帰したいとお考えの場合は、それが叶うようにリハビリを行う必要があるため、リハビリ体制があるかもチェックしておきましょう。

自分の望む要求事項が整理できたら、老人ホームを探しましょう。探し方としては、インターネットを活用したり、役所や地域包括支援センターに相談するなどの手段があります。次のステップでは、老人ホームを比較します。この際には、老人ホームを見学するのが一番です。あえて食事の時間帯に見学することで食事の内容や雰囲気も確認できますし、レクリエーション時であれば、スタッフや入居者の関係性や雰囲気もつかめます。実際に入りたいと感じる施設が見つかったら体験入居をするのが一般的です。

Comments are closed.